こんにちは、スーパースカルプ大橋駅前店です。
抜け毛に悩む人は老若男女を問わず多いのですが、実は抜け毛の中でも「良い」「悪い」があるのをご存知でしょうか?
髪の毛は毛周期のスピードが最も早い部位で、3~4ヶ月程度で髪の毛が生え変わっていきます。そのため抜け毛は誰にでもあるものだと安心してませんか?
この記事では抜け毛の違いについて紹介させていただきますのでぜひご覧ください。
通常の毛周期について
まずは良い抜け毛と悪い抜け毛を比較する前に、髪の毛が成長して脱毛するまでのサイクルである、毛周期について説明させていただきます。
髪の毛は、毛周期(ヘアサイクル)と呼ばれる周期で通常2年~7年のスパンで成長と脱毛を繰り返しています。
毛周期には、成長期、退行期、休止期の段階があり、そのほとんどの期間を成長期が占めています。
成長期を終えた髪の毛はやがて退後期という成長が止まる段階を迎え、脱毛の前にあるのが休止期と呼ばれる段階です。
良い抜け毛とは
良い抜け毛とは、髪の薄毛に繋がらない自然脱毛のことです。
自然脱毛は、自然に起きる脱毛なので、薄毛を引き起こすものではないのが特徴と言えます!
今回の記事では良い抜け毛と悪い抜け毛の違いについて、毛根の色や形の観点から解説させていただきます。
良い抜け毛の毛根の色について
良い抜け毛と悪い抜け毛を見極めるポイントは、根元部分にあります。
みなさんは抜け毛の根元を見た際に、毛根が黒いと感じた経験はありますでしょうか?
通常、自然脱毛の毛の毛根が黒いことはありません。
良い抜け毛は、抜け毛が正常なヘアサイクルを終えて抜け落ちているため、毛根部分が白い球状になっています。
髪の毛が休止期に入るとこれ以上髪に栄養を送らなくなりますので、根元に色がつかず白くなります。
根元が白い毛が抜けているということは、休止期の髪の毛が抜けているということなので、自然脱毛=良い抜け毛となります。
良い抜け毛の毛根の形
上記にて、良い抜け毛は自然脱毛であることと、毛根の色について解説しましたが、
良い抜け毛の毛根の形に関してはどうでしょうか?
自然脱毛でないということは、成長中の髪の毛や成長しきっていない髪の毛が抜けているという事になりますので、下記の2点に当てはまる抜け毛は良い抜け毛となります。
①毛根が丸みを帯びている
正常なヘアサイクルを終えて抜け落ちた良い抜け毛の毛根は、根元の部分が丸みを帯びています。
この部分は毛包と言いますが、髪の毛を全体で見た場合、毛根部分がマッチの先端のように丸くなっています。
これは、毛根鞘(もうこんしょう)と呼ばれるゼリー状の塊が付着しているためです。
②毛根が太くてしっかりしている
良い抜け毛の毛根は太くてしっかりしていることも特徴です。
毛根が太くてしっかりしているのは、毛根に栄養が十分に届いていると考えられます。
ただ、毛根の太い髪の毛は通常抜けない為、物理的に負荷をかけていないか注意が必要です。
悪い抜け毛とは
上記では、良い抜け毛とその特徴について解説しましたが、続いて悪い抜け毛の解説をさせていただきます。
悪い抜け毛とは、通常の毛周期の休止期に入る前に脱毛してしまっている抜け毛です。
通常の毛周期の休止期の前に抜けてしまっているので、本来伸びていくはずだったことを考えると、大変もったいない髪の毛になります。
悪い抜け毛の特徴に確認して、あってはまっているものがある方は注意しましょう!
悪い抜け毛の毛根の色
もし、あなたの抜け毛の毛根が黒い場合、何らかの問題を起こしている可能性が疑われます。
ヘアサイクルの乱れによって、毛根が黒い毛が抜けている場合、薄毛になる可能性があります。
毛根の黒い毛が抜けているということは、成長期を終える前の髪の毛が抜け落ちているため、頭皮にとって良くない状態です。
薄毛の方の髪の毛を確認してみると、正常なヘアサイクルが乱され、髪の毛が成長しきらないうちに異常に抜けるケースが多くみられます。
ヘアサイクルが乱される原因としては、下記が挙げられます。
ホルモンバランスの乱れ
自律神経のバランスの乱れ
喫煙や飲酒
睡眠不足
ストレス
また、毛根が黒い場合、より深刻になる脱毛症を引き起こす可能性もあります。
上記でヘアサイクルのバランスが乱れる原因を挙げましたが、これらは、脱毛症を引き起こす要因にもなるのです。
脱毛症は、AGAなど多くの種類がありますが、遺伝を始めとした1つだけの原因から起こるのではなく、その他の原因が複雑に絡み合って起こるケースが多いので、抜け毛の毛根が黒くなっている方は予防が必要です。
悪い抜け毛の毛根の形
良い抜け毛の毛根は丸いという説明をさせていただきましたが、悪い抜け毛の毛根の形にはどのような特徴があるでしょうか
毛根の部分が丸みを帯びておらず、1本の棒のようにまっすぐになっている場合や、ギザギザになっている場合、
髪の毛に栄養が行き届いていない悪い抜け毛の形と言えます。
また、ねばねばとした白い大きめの塊が付着している場合は、頭皮の皮脂が過剰に分泌しており、 脂漏性の脱毛の可能性があるので気を付けましょう。
悪い抜け毛の改善方法
ここまで悪い抜け毛の特徴を解説させていただきましたが、当てはまるものはありましたか?
将来の薄毛の危険性を減らすためにも、黒い毛根がある抜け毛を見つけたら、できるだけ早めに改善することが重要です。
毛根を正常にするためには、ヘアサイクルの周期を正常にすることが必要です。
悪い抜け毛の予防策もまとめましたので、紹介させていただきます。
血行を良くする
ヘアサイクルの周期を正常に戻し、正しい毛根の状態にするためには、血行を促進することが大切です。
血液は、髪の毛を成長させるためのエネルギーを頭皮へと送り届けているため、血液の流れが重要になるのです。
血行を良くするためには、次のようなことを行いましょう。
お風呂で温まる
血行を良くする湯船にために、お風呂で温まるようにしましょう。
シャワーだけで済ませているだけでは、十分に血行を良くすることができないため、少しでも浸かるようにしましょう。半身浴もおススメです。
仕事が忙しいという方は、週末だけでもゆっくりと湯船に浸かり、血行を促進するように心がけましょう。
湯船に浸かって身体が温まると、自律神経のバランスが良くなり、血管を拡張させることも期待できます。
また、入浴に伴うリラクゼーション効果によって、睡眠の質を高めることも期待できるでしょう。
適度に身体を動かす
血行を良くするためには、日ごろから適度に身体を動かすことも大切です。
運動不足になると筋力が低下し、血液を心臓へと送り戻す働きが弱くなります。
運動が苦手な方や、仕事が忙しくて運動に時間が割けないという方は、なるべく階段を利用するなどの工夫をすると良いでしょう。
栄養バランスを改善する
頭皮へと栄養を送り届けるためには、栄養バランスを改善することも必要です。
髪の毛を作る元となるタンパク質を摂取し、頭皮環境を改善するためにビタミンやミネラルの摂取も欠かせません。
また、肉類やジャンクフード、スナック菓子など脂質の多い食べ物を好んで食べていると、皮脂の分泌量が増加し、頭皮環境の悪化を招く可能性があります。
これにより、ヘアサイクルの周期を乱すことになる場合もあるため、注意しましょう。
睡眠時間を確保する
髪の毛は寝ている間に、毛母細胞が分裂することで成長します。
このため、6~8時間は睡眠時間を確保するようにしましょう。
また、寝る前の2時間は激しい運動やスマホなどの画面を見るのを避けると睡眠の質の向上にもつながります。
頭皮環境を整える
正しいヘアケアや乾燥の予防、適度な保湿を行うなど、頭皮環境を整えることが、悪い抜け毛を予防するために必要です。
頭皮のトラブルは、髪の毛の成長を阻害する可能性があるため、普段の生活からシャンプーの仕方などに気をつけるようにしましょう。
良い抜け毛と悪い抜け毛のまとめ
今回は、良い抜け毛と悪い抜け毛の解説をさせていただきましたが、
良い抜け毛と悪い抜け毛をまとめると下記になります。
良い抜け毛
毛が成長して休止期に入り、成長が止まってから抜けているため、毛根がしっかりしていて太い、色は白い
悪い抜け毛
成長途中の毛が抜けてしまっているため、毛が細く毛根の色が黒い。また、根元に皮脂がついている
ご自身の抜け毛はどちらでしたでしょうか?
悪い抜け毛に当てはまっている方は予防、良い抜け毛に当てはまっていた方も維持の意味も兼ねて、悪い抜け毛の改善方法を実施してみてください!
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